2025.10.03
内視鏡治療にホロジック導入のお知らせ
内視鏡治療(ホロジック)
Hologic社製システムによる精度の高い子宮鏡手術
当院では、Hologic(ホロジック)社製の子宮鏡手術システムを導入し、子宮内膜ポリープおよび子宮粘膜下筋腫に対する手術が可能になりました。
これにより、より短時間で、身体への負担が少ない、安全かつ確実な治療が可能となります。
子宮鏡手術は、子宮内に細いカメラ(内視鏡)を挿入し、病変を直接確認しながら切除を行う手術です。
この方法の大きな利点は、正常な子宮内膜を極力傷つけることなく、病変のみを的確に取り除ける点にあります。これにより、子宮の機能を温存しながら、安全に治療を行うことが可能です。
入院不要・日帰りで受けられる治療法
従来の子宮鏡手術は、全身麻酔または脊椎麻酔が必要であり、通常は入院を伴うものでした。しかし、当院では、Hologic社の特殊な細径硬性子宮鏡と専用の組織回収システムを使用することで、静脈麻酔および局所麻酔による日帰り手術が可能となりました。
お仕事やご家庭の都合により入院が難しい方にもご利用いただきやすい治療法です。
この内視鏡手術は、子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫(特にサイズが小さいもの)に対して非常に有効です。
また、保険適用となるため、経済的負担も抑えながら、質の高い治療を受けることが可能です。
※当院で対応が難しいと判断した場合には連携先の医療機関をご紹介いたします。
※医師の判断により入院治療や当該治療法の適用外になる場合もございます。