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肛門外科

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Proctology肛門外科
(痔外来・お通じ外来)

女性はもともとホルモンバランスの影響で便秘や下痢になりやすい体質であるうえに、妊娠・出産をきっかけに痔になる患者さんがとても多いです。 しかしデリケートな悩みであるがゆえに、治療をせず悩んでいる方も多いのが事実です。
当院では、外来治療から日帰り手術、入院手術まで幅広く患者さまを受け入れられるよう環境を整えています。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

肛門外科 診療時間(女性専用)

産科
9:00 - 12:00
16:00 - 19:00

ご相談内容

当院では、以下のようなお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。
もちろん、その他のお悩みをお持ちの方もお越しいただけます。

  • 痔

    おしりの痛み

  • 便秘

    便秘がち

  • 出血

    出血がある

  • 違和感

    おしりの違和感

痔の診断

まずは問診を行います。痔の症状が気になった時期や、今飲んでいるお薬などについてお伺いします。
以下の点を整理しておくと、正しい診断につながりやすいです。

  • いつから症状が始まったか
  • どんなときにどのあたりがどの程度痛むのか
  • かゆみや腫れの場所や程度
  • 出血のタイミングや量、色
  • 肛門の状態
  • 便の状態
  • 飲んでいるおくすり(市販のもの含む)

診察方法

恥ずかしさや痛みが少しでも和らぐように配慮いたします。 リラックスしてご受診ください。

STEP01

問診

現在の症状や排便状態に加えて、現在までにかかったことのある病気についてお聞かせください。

STEP02

視診・触診

視診・触診で、痔核の性状、位置、大きさを確認します。また、痔核以外の病変がないか確認します。

STEP03

肛門鏡

内痔核の程度、切れ痔の有無、直腸の病変などを詳細に確認します。

STEP04

説明

診察・検査のあとは、治療法のご説明をいたします。
治療法は、現在の症状や患者さまのご状態を考えて選択します。症状によっては追加の検査が必要になる場合があります。

痔の治療法

おくすりによる治療

痔の治療の基本は排便コントロールです。

まずはおくすり(耐性や習慣性を考慮した西洋薬の処方)を基本として、何十種類もある漢方薬も選択肢に入れながら、患者さまにあった治療法を考えていきます。

西洋薬による治療だけでなく漢方薬を併用した治療も行っております。 「漢方薬を使ってみたい」「便通以外に気になる症状がある」などご相談ください。

痔の治療法

痔の手術

いぼ痔が肛門から出たまま戻らない、すぐに飛び出してしまうなど日常生活で困る、出血がひどくて貧血になるほど…という場合には、手術を行います。

手術は基本的に日帰りで行いますが、家事や育児、仕事があり安静にするのが難しい方や、術後が心配な方は入院手術にも対応できます。遠慮なくご相談ください。 日帰り手術、入院手術いずれも保険適用で受けられます。

手術を受けられた方は「こんなに楽になるのなら、早く受ければよかった」と口をそろえて言われます。手術自体も注射だけだったり、短時間で行えたりと負担が少なくなっています。

痔の手術
ジオン注
いぼ痔の痔核に注射をうち、薬剤で出血や腫れを抑え、治す方法です。
結紮切除術
いぼ痔の痔核を切り取って、治す方法です。CO2レーザーを使いますので、痛みや出血など、体の負担は少ないです。
その他
切れ痔、肛門ポリープ、女性に多い肛門前方の皮膚のたるみなど。

基本的には日帰り手術で対応するのと同じ、切れ痔、肛門ポリープ、女性に多い肛門前方の皮膚のたるみなどの手術を行います。

症状が重い場合や、ご自宅で安静にするのが難しい方、手術後の傷や回復が思わしくない方は 入院手術を行います。

手術の流れ

STEP01

検査・説明

安全に手術を行えるよう、十分な術前検査を行います。
患者さまのニーズに合わせてどのような手術を行うか決定し、手術内容を理解していただいたうえで手術に臨みます。

STEP02

手術当日

前日はアルコール、刺激物を控えていただき、十分に睡眠を取ってください。
手術当日は何も食べずにご来院ください。水分は、お茶かお水のみ飲んでいただいて結構です。
来院後、体調チェック、着替えをしていただきます。

STEP03

麻酔と手術

肛門周囲に麻酔を行った後、ご希望に応じて点滴の麻酔で寝ていただきます。手術は10分~60分程度で終了します。
お部屋で休んでいただき、問題なければ帰宅となります。

STEP04

術後

翌日、午前または午後に来院していただきます。
手術内容により、通勤、通学が可能となるまでの日数が異なります。

局所麻酔のみの場合は、術直後から立って歩いていただけます。
静脈麻酔を併用した場合は、術後2時間は安静にしてください。
原則、来院、退院は送迎が必要となります。